2022.05.06英語学習・フレーズ

be willing to の意味・使い方と例文|類似英語 be ready toとの違いも


今回ご紹介するのは、イディオム「be willing to do」。
単語帳などで「喜んで~する」という意味で覚えた方も多いはずですが、本来は日本語訳のポジティブなニュアンスとは異なる使い方をします。

では、早速、例文を見て正しい使い方をマスターしていきましょう。

be willing to doの意味と使い方


be willing to doは、求められたり必要な状況になれば「~をしてもかまわない」「~をする意思がある」という、どちらかと言えば受身のニュアンスで使われます。つまり、喜んで何かをすると言ったり、それをやりたいと思うこととは違うことに注意しましょう。

あくまでも、物事をするのに説得されなくても、それをする意志がある状態ということですので、自ら率先して仕事を引き受ける!なんて場面で使用すると違和感が生まれてしまいますよ。

例文

Is he willing to help us out next week?
彼は来週私達を手伝うつもりはあるんだろうか?

How much are you willing to pay?
いくらなら払うつもりですか?

If you’re willing to fly early morning, you can get a much cheaper ticket.
早朝フライトでも構わないなら、もっと安いチケットが手に入るだろうね。



「喜んで~する」と言う場合はどうなる?


では、「喜んで~する」のように、率先して何か行動することを言う場合には、どのように表現すれば良いでしょう?
以下で、進んで何かをするときに使えるフレーズの一部をご紹介していきます。

would be happy to do


直訳すると「~して嬉しい」となる would be happy to do は「喜んで~する」という意味でも使うことができます。
進んで何かをすること、特に誰かを助けることを申し出る際によく使われる表現です。




I‘d be happy to prepare dinner if you want me to.
お望みなら、喜んで今晩の食事を作るよ。

I’d be happy to take you in my car.
喜んで車で送ってくよ。



be (only too) pleased to do


be (only too) pleased to はフォーマルな「喜んで~する」「~して嬉しい」という表現。
ビジネスやメールなど、フォーマルなシーンで使われることが多いです。




I‘d be pleased to answer any questions you have about the new product.
新商品に関する質問にも喜んでお答えします。

We’d be only too pleased to help.
喜んでお手伝いします。



would love to do


「ぜひ~したい」という意思を表す際に使われるのがwould love to do。
誰かが提案したことに対して同意するときにも、「I’d love to!」(ぜひ!/喜んで!)というフレーズとして使うこともできますよ。




We‘d love to work with you if you’re interested.
ご興味があれば、ぜひとも一緒に働きましょう。

I’d love to join you tonight, but I have some errands.
ぜひ今夜参加したいんだけど、用事があるんだよね。



be ready toとの違い


be ready to doも何かする意思を示すイディオムです。
be ready to doは、「~する準備ができている」という積極的な意志を表すので、求められたり必要な状況になれば「~してもかまわないよ」というどちらかといえば消極的なbe willing to doとは異なる使い方となります。


I am always ready to help if you need me.
必要であればいつでも手伝うよ。

He is ready to devote the rest of my life to his family.
彼は、残りの人生を家族に捧げる覚悟がある。



まとめ


be willing to do の正しい意味や、「喜んで~する」のフレーズについてご紹介していきましたが、いかがでしたか?
教科書や単語帳に載っている意味とはかけ離れた使い方をされる単語やフレーズは、be willing to do 以外にも実は数多く存在するのが現実です。

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